心がスーッとなるブッダの言葉

アルボムッレ・スマナサーラさんの、
「心がスーッとなるブッダの言葉」という
本を読んでいます。

サブタイトルに、「クールで合理的な初期仏教が教える
幸せへの道」とあります。

読んでいて、確かに、なるほどな、と思える点も
多々あります。

感銘を受けた点をいくつかあげますと、
○「自分に正直に生きてはいけない」
人間の心は悪い方向へ向かうのでコントロールしないといけない
○「人生に意味などない」
答のない問いは放っておく。一方で、自分を高めるための努力は
続ける。
○「幸せはものから離れることである」
妻子がいる人は妻子で悩む、財産がある人は財産で悩む、束縛の無い人に
悩みは無い、とのことです。

などなど、いかに、自分が欲のために、悩んでいるのか、思い知らされます。
しかし、完全に欲をなくす境地には、なかなか至りません。
読み返して実践して、執着を手放せるようにしたいものです。